『小さな習慣』を読んでみた
本を読んだり、プログラムで何かを作ったりしたい。
そんなことを思いながらも行動を起こすことができずに、何か良い方法はないかな?と思い調べていると『小さな習慣』という本に出会いました。
面白いなと思ったところを紹介していきます。
モチベーションに頼る危険性
人の脳には同じことを繰り返すことが得意な脳(脳基底核)と短期的な思考や意思決定をする脳(前頭前野)があるそうです。
前頭前野はスタミナがなく、すぐに疲れてしまうらしいです。そのため、主に生活しているときに動いているのは繰り返しが得意な脳基底核だそうです。
繰り返しを好む脳が基本的には使われているので、モチベーションに頼って行動できるのはこのようなときらしいです。
エネルギーがありあまっているとき、健康的な考え方をしているとき、他に大きな誘惑がないときにかぎる。
繰り返しが得意な脳がメインで動くなら習慣化すると継続的に物事ができます、という、ここまではよくある習慣化の内容でした。
この本でなるほどと思ったのは次の以下のことでした。
バカバカしいほど小さな目標を立てる
この本で言われていることの大半はこのようなことなのだと思っています。
笑ってしまうほどバカバカしい目標を作り、毎日それを行おう。バカバカしい目標なのだからできない訳はない。
筆者はバカバカしい目標の例に、腕立て伏せを1回するというのを書いていました。
自分は寝る前に本を1ページ読むにしています。(本を読むのも筆者の例に書かれていました)
本を1ページとか腕立て伏せを1回とか本当にバカバカしい目標ですよね。できない訳がないと笑いたくなりますからね。
友人が運動の習慣をつけたいと言っていたので、実際に「毎日1回スクワットをやったら」と言ったら笑われました。
この話をしたところ続いているみたいですが。
毎日というカウントを24時間単位でなく起きてから寝る前にするのも良いらしいです。
自分も寝る前に本を読むので24時の前だったり過ぎていたりします。
このように1日というのがどこまでかも結構ふんわりしていて、目標は異常なほど低いものを続ける。
それを繰り返している内に習慣となっていくという本でした。
もちろん、ジムに行くような毎日ではなく定期的に行く習慣をつけるコツなども本には書いてあります。
ただ本の基本となる部分は、バカバカしい目標を毎日やっていくことなのだと自分は思います。
結論
目標は低くても行い続けることが大切らしいです。
以前読んだ、ゆうきゆうの「夢をかなえる勉強術」の中に「とりあえずやってみる」が大切とありました。
とりあえずやってみるというのも良かったですが、始めたらどこまでやるんだろう、という不安に負けて行動が起こせませんでした。
自分の場合は両方を合わせて「バカバカしい目標を立ててとりあえずやってみる」、というのが自分の中で一番行動が起こしやすいのかなと思いました
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